落ち葉と共に恋が散る/
いとやん
夏の緑は儚く
落ちて土に還っていく
なぜかそれが愛しく
ずっと見つめていた
空しくも散り逝くそれら
ぼくを映している
果てしなくあなたは遠い
思いだけを風に乗せて
ゆらりゆらり届けばいい
そんなありもしないことを
夢想してはますます恋しさは募っていく
この恋もまた
あの恋もまた
散り逝く 空しさと涙を残して・・・
曇り空から
追い出された
ナミダも ぼくと共に還っていく・・・
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