河童の屁?4(変身願望)/がんさん
ない
おどろおどろしいスペシウム光線を発している。」
そう、思うようになった。
それは、とっても、とっても・・・
○○な(適切な文字を入れよ)スペシウム光線。
って、あの頃のほとんどの「僕ら」は、
そう勘ぐっていたに違いない、絶対にね。
そんなトラウマがあるものだから、
年頃になっても、化粧品と名のつくものには、
余り近づかないようにしてきた。
姉や妹の洗顔すべすべや、パックにょろにょろや、
ヘアーしゅぱしゅぱで、洗面台が花盛りになったときも、
ひたすらスペシウム光線を浴びないように
生き延びてきたんだ。
ところ
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