我が亡き友(改訂版)/ポロリ
違うとき彼は笑みを絶すことはありませんでした。でも、すれ違いに彼から同じように微笑を受けなかった者など誰がいるでしょう。
こうした振る舞いが昂じて、私は厳命を下さざるを得なくなったのです。すると、ぱったりと、微笑が消えてしまったのです。いまでは見ての通り、まるで生きているかのようにTVに映し出されているのです。
もう良いでしょう。階下にいる方々の所へいきましょうか。何度も言いますが、貴方の主人、J(注:ジュンイチロウ・コイズミ)さんより気前のよさで世界に右に出る人はいらっしゃいません。私が無理な政策の要求さえしなければ、なんでも受け入れてくれるはずと、大いに安心しています。そう、この同盟こそ、最初に申し上げたとおり、私の意中とするところなのです。
さあ、いきましょう。一緒に。
でも、その前に、あの像を見てください。自由を馴らす姿の珍品と讃えられたあの女神を。あれはF(注:フランス、また上記Jをジャパンと読み直していただけると幸い)さんからいただいたものです。
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