秋の日/tonpekep
 
あなたを 美しいと 思った 秋の日
秋の日
あなたは ものごとを わたしの肉に
染み込ますように わたしを 叱るのでした

わたしは 朝露を 飲むように
あなたを 識る

遠くに 近くに
あなたを 思った
そこに わたしの 確かさがあるのでした

静かな光の 焼け焦げた香りが
あなたと 陽の間で
たちこめている
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