フレージズム/菅井亮氏の詩について/渡邉建志
 

 ワッペンは冬が嫌いであった。

それいいセリフ!ワッペンいいセリフ!「この気持ち」。訴えかけてるけど独り言。その独り言っぷりが可愛いですね。でもたぶんこの詩のすごさは最後であり、(従ってまずこの詩を最後まで読んでからこっちにもどってきてほしいのですが、)












ワッペンが適応できるのは春と秋しかないのだろうか。そしてワッペンは以前アキという名の女の子に惚れていたのだが、それにはそんな因果関係もあるのかも知れないなぁ、と思考し、死んだ。

すごすぎる。死ぬのかよ。

思考し、の前にかなりの長い内容があるわけですね。そして、それ
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