君の声が/炭本 樹宏
 
つづったよ

 胸に空いた風穴に夜風が通りぬけて 眠れぬ夜が辛かった

 身を切られる孤独は ひたすら愛を渇望した

 回り続けて 僕は信じるものを失ってしまった

 ころころ転がり ボロボロになった

 
 想いは この色あせた季節のなかで

 虚しく くるくる 回り続けてるよ
 
 望みが叶うなら もう一度 君の声が聞きたい


 
 

 

  
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