目に映る/
水島
きみにとっての青空は
ぼくにとっても青いのだろうか
ぼくの見ているこの世界は
はたしてきみとおなじだろうか
きみはちゃんと隣にいるのに
なぜだか ぼくには自信がない
群れから外れた 小さな雲が
夕日に染まって
いまにも落ちてきそうだ
戻る
編
削
Point
(4)