あたしパペポちゃん/人間
 

昨日の事は忘れた、そこから震源地に向かうと仮定した。
利口な犬に骨を咥えさせて自慰して見せた、誰も知らないふりであなた負けた。
「どういうつもり?」
さんざんな失神は茹でた枝豆のように枯れた緑色で空想は痒くなった。粗暴である。
君に愉快な話をしよう。
その爛々と歪ませた目にお礼を言おう。
ませた孫のように陶磁器を撫でよう。
私の鏡、
鏡を見る目線、
目線に垂れた頬肉、
頬肉を這う舌にかかった枕詞、
枕詞に頭を乗せた陸軍司令官、
アイアイサ、アイアイサ、
夕べから駆逐された私は論述してあるイチゴジュースを貴方に惚気て話しては
至極 私 冷淡で居たい。




世界の重力と私の斥力で引き裂かれた私から生まれる何か
その何かに「パペポちゃん」とか適当に名前つけて飼いならしたい
誰も知らないままで



戻る   Point(3)