楽園のすきま/
さこ
陽が沈み往くのが早くなると急かされるような気持ちになってる
落ちた葉を拾いあげて息を潜めていく視界を眺めて
夢を見たいように見るには辛酸な世界だと思った
そんなんだから身を滅ぼす瞬間の刹那の痛みの甘さを知ってしまったら
もう抜けだせないんだ
天使だって堕ちるような世界だもの
僕の罪を覗いて不思議そうな顔をする
君なんかには解らない
それとも知らないふりしてるだけだろうか
許してくれたんだろうか
諦めているんだろうか
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