こんなものを書いてきた 01/Monk
 
から。意外どころ
か圏外です。彼女の笑い声が心なしひきつり徐々にフェイドアウト
していくのもうなずけるってものです。というより僕の存在自体を
フェイドアウトさせてくれ。

その後しばらく記憶がありませんが、気が付くと漢文のノートは焼
却炉で焼かれていました。ずいぶんと陽がかたむくのが早くなり立
ち昇る煙と西の空を見上げながら、ああもう夏も終わりだなぁと思
いました。
なので現物はもうないんだけどそこに書かれていた詩のタイトルは
「青」といいます。海の青と空の青は違うの?どっちが本当の青な
の?ああ、とかそんな内容です。いたたた。頭痛がします。あと
「才能」というタイトルのも
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