こんなものを書いてきた 01/Monk
 

僕が初めて書いた詩は高校の漢文のノートの最後のページに書かれ
ていました。暇だったんだと思います。しかしこの漢文ノートを
うっかりある女の子に貸してしまうとは。

その日、私は今まで絶対にしなかったミスを、した

有馬君にジャージでダイブなわけです。宮沢雪野、一生の不覚です。
気づいた瞬間、猛ダッシュで大事なあの娘を奪い返しに行きました
が時すでに遅し。「いや、なんか意外。あはははは」とおっしゃっ
てましたよ。そりゃそうです。僕はそのころ、近辺の族(ゾク)とい
う族をうち破り伝説のヘッドとして恐れられ、日々の生活といえば
喧嘩、飯、喧嘩、喧嘩、ファミコン(1時間)ですから
[次のページ]
戻る   Point(12)