足首から背中を通りそして頭へ.doc/
K+A
あなたの詩が好き
と、あなたが言うと
あなたに好かれる詩を書かなきゃ
と、思ってしまうんだ
そうして
僕は
だんだん
詩が書けなくなっていきます
だんだん
でも
あなたの詩が好き
と、あなたが言えば言うほど
あなたに好かれる詩を書きたい
と、思ってもいるんだ
僕は
どんどん
詩が書きたくなっていきます
どんどん
あなたは僕の
足を掴む人であり
背中を押す人であり
頭の八割を満たす人であります
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