熱い…/天誅
 
2月京都にも珍しく雪が降り積もり安アパートの窓から見える景色は銀世界だ…部屋の温度計は−3度を差している 女「寒…ねェ、マジ寒だよ〜暖房付けよ?」 男「…」 女「ふ〜暖かァ…」 男「…」 男は無言で立ち上がり窓を全開にした… 「何すンの?寒いよ〜。ってか男って何で窓全開にしたがるンだろね?元彼も真冬に窓全開にしてたよ。寒くない?」 男「男はさ…皆さ…俺もさ…俺の血がさ…血が熱いんだ…」 そう言うと男はおもむろに煙草をくわえジッポで火を付け一息吸い紫煙を吐き出した…
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