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ないけど
それではとても野暮だろうさ
君は手紙もメールも使わないけど
四六時中 全てを知っているかの様な顔をしている
僕が考えている事も
君の目に完全に見透かされている気がするんだ
それが僕には何故か 怖くない
明日どうなるか知れなくても
この先何も見えなくても
お互い通じ合ってる
「いつまでも」
君が傍に居ないと
淋しくて死んでしまいそう
君が何にも言わなくても
君が言葉にしなくても
明日どうなるか知れなくても
この先何も見えなくても
どんな時も無言だって伝えているよ ああ
「愛してる」
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