君に宛てて/Monk
 
あの頃、君に告げられなかったことを今


 ***


ねぇ、君
冷やし中華を誰よりも早く始めたいの、とはりきる君の姿が僕は好きだったんだ



ねぇ、君
扇風機の首フリに合わせてずっと移動し続ける、そんな君のことが僕は好きだったんだ



ねぇ、君
太陽がどちらから昇るのか思い出すために天才バカボンの歌を口ずさむ、そんな君のことが僕は好きだったんだ



ねぇ、君
「ピザ、ピザ、ピザ・・・」と10回言ったあとに「ここは?」と聞いたら「ピザ!」と自信たっぷりに答える、そんな君のことが僕は好きだったんだ



ねぇ、君
誕生日のプレゼントに何がほ
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