鷹伝1/天誅
 
俺の名は鷹。畏怖尊敬敬意を込めそう呼ばれている。俺は兵庫県赤穂に産まれ落ち、0才で既に歩き、1才で流暢な日本語を操り、2才で英語をマスターし、3才で微分積分を解く事が出来た。両親は勿論、教師、医師、周囲の大人を驚愕脱帽させた。神童と呼ばれた…大学は九州大学とオックスフォードを掛け持ちし、どちらも首席で卒業した。卒業してからは、世界各国を放浪し、ほぼ全世界の言語を操れるまでになった。最後に寄った国はイギリス…俺の第二の母国である。首都ロンドンを堪能し、日本へ帰国…一年振りの故郷で眼にしたものは絶世の美女であった。
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