「虹」/
又一
幸せが虹のようにわかりやすいモノだったら
どんなにいいだろうか
世の中の幸せは
どれもわかりづらくて
お金とか
愛とか
永遠とか
ありきたりなモノしか見えなかった
ホントの幸せなんてどこにも無かった。
君の好きな虹を
ブリキのじょうろで作って
それを幸せと呼ぶことにしたよ
ありきたりなモノよりも
七色は鮮やかだった
君の好きな幸せを
ブリキのじょうろで作って
それを虹はと呼ぶことにしたよ
朝顔にかかった七色に
僕らは幸せを浮かべた
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