天国の実在/第２の地球
るから ひいおばあちゃんを思える
そして今 天国が在るからわたしたちは天国のことを思えるのだと
わたしにははっきりわかった
世の中には愛がある 夢がある 平和がある 神様も仏様も居て 幸せもある
高速道路を歩く象の群れは聖地を目指し
大気に汚れた空には蓮の花が群れている
風は 永遠の螺旋を描き続け
光は生き死にを煽っている
ビルは天国へと伸びる階段で
街は人の形をしたものとそうでないもの達とで溢れる
そして一は必ずや二に繋がる
ひいおばあちゃんは何にだか知らないけど きっともう生まれ変わって
だから
一円も一万円もくれないけれど
どうかどっかで生きてますようにと わたしは願っている
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