詩にとって 「新しいとは何か」/つきのいし.
 
は何か」

 先に述べたコレクションよりずっと漠然としている。
それでいながら、詩にも、どんなに漠然としていようが、
そのベース=(significance)が存在しているのかもしれない。


‘温故知新’という言葉がある。
古きを知り、新しきを知る。(ということです。と、ドランクドラゴンの塚地も言っている。)

 私たちは、どうしても時と歴史を刻んでいて、
人間は、詩人は、その中で現在まで、様々な作品を生んできた。
すごい作品も多々あったろう。
信じられない程の共鳴や、
自分とは違うのに、まるで自分の気持ちを表したかのような詩があった。

 そこに伏線がある。

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