寓話 不可解な死 30/クリ
 
「気がついたら天井のあたりにふわふわと浮かんでいて
 自分自身を見下ろしていたんです
 ああーこれが体外離脱というやつだなーって
 ちょっと面白くなって家から出てみたんです
 きれいな月夜で、気分もよくって
 とっても素敵でした、街の上をすーいすーいって
 …
 …忘れていたんです、方向音痴だって」

             Kuri, Kipple : 2005.08.10
[グループ]
戻る   Point(3)