詩についての雑文?/窪ワタル
 
なのだと、この両詩人は改めて教えてくれる。
昨今、ポエム流行のネット詩の世界にあって、こうした詩を読むと、私は安堵する“詩だなぁ 文芸だなぁ”と。
ポエムが駄目だといっているのではない。ポエムにだって良質なものはある。また、ポエムでなくても、駄目なものは駄目である。

では、そもそも、詩とはなんだろうか?この、自由で、奥行きの広い芸術を、どう言い表せばよいのだろう?

私なりに現時点でおもう所を言葉にすると、こうなった。

『詩とは、人の記憶との心に働きかけようとする行為の足跡である』

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