思わず叫んだ「ざまぁみろ」/虹村 凌
イイ女を抱けそうにも無い場所で、案外イイ女を抱いているかも知れない。
ここでは無い何処か。
今ではない何時か。
相変わらず、俺は煙草を吸ってるに違いない。
そして、相変わらず韓国を好きになれずにいるだろう。
なによりも、女のボーダーラインを下げ続けているかもしれない。
女であればなんでもイイってヤツになってるかも知れない。
ざまぁみろ。
俺の大嫌いな野郎の声が聞こえてくる。
ざまぁみろ。
俺は言い返す。
今度は、可愛い女の子とセックスがしたい。
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