脳内電波理論/第2の地球
 
生命誕生60億年)、人は急速にコミュニケーション難へと陥っているように見える。
他のあらゆる分野が飛躍的に「進化」するなかに於いて、何故に立ち止まったまま、滞ったまま、なのか。
国や地域や民族、家族、友人、恋人・・・(バベルの塔はまたもや崩れ去る。)

結局人は、自分の中に還る。 それが「死」ということだ。
「脳内」は「死」に似ている。
コミュニケーションを捨てている、諦めている、(敢えて主観的に言えば)殺している。

「平和」とは うすら恐ろしいものだ。

わたしたちが、他者関係を殺したときにようやく、やってくるのだから。
たどり着こうとしている、「涅槃の境地」は彼岸ではなく此岸にあったとは。
(やはり地球は丸かった。)

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