ザラメさん「弱いものから消えてゆく」を読んで (感想文)/ベンジャミン
 
てゆかなければならないと、誰かを傷つけてしまったときでさえ、それにさいなまれながらでも・・・ それは、その言葉の響きの良さに反して、けしてきれいなものではない。
だからきっと、

「ゆっくりでいいよ」

それは本当の優しさ。
まるで誰かに呼ばれるように歩をすすめてゆくのかもしれません。

「ルールー」

たとえそれが誰であろうと。
その存在にはずっと前から気づいているのかもしれない。

そのことをあらためて気づかせてもらったのだと思う今、
僕はこの作品にとても感謝しています。

「ありがとう」
   
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