となりの鬼が島/初代ドリンク嬢
 
「私はなぜ、こんなプロジェクトに参加してしまったのでしょう」
「さあね」
「自分でもわからないのです。ある日、鬼が島学校で『神を信じているものはいるか?』と聞かれたんです。私は正直に手を上げました。クラスでは私だけでした。学校では三、四人いたでしょうか。全国の鬼たちが集められて、知能検査を受けさせられました。そして、ここにつれてこられたんです。どういう基準で集められたのかわかりません」
「何しにきたの?」
「人間社会で生きるためです」
「なんで?鬼の世界じゃダメなの?」
「鬼の世界も狭いですから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・異質な物は・・・・・・あるルールに乗れれば・・・・・
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