その広さは僕らの時間/
かぜきり
でっかいハーンバーガみたいな名前のそいつは
遡ることを僕らにはさせずに今モなおつづいていて
とどまることをやさしくみまもりながらも
波の狭間のようにつつつとひろがるのをやめていない
昨日も今日も明日もそのまた先も
日記につづるよな偏在する時も
すべてにイトをつなげて
太陽系からバンジーするみたいにすすんでゆく
もし
明日そのことばが
よりみちしたら
月曜日かいたはずの僕を右隣に眺めながら
水曜日のあなたとにらめ
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