歩いていこう/
みもる
なったら
家を飛び出して河川敷を歩いていこう
するとそこは月のスポットライトが照らす
君だけのステージ
この大きな空を飛びたいけれど
僕らには翼がないから二本の足で歩いていこう
目の前には
長い長い道が足跡つけられるのを待っているから
悲しくなったら
上を向いて歩いていこう
それでも涙はこぼれるけれど
頬を伝う涙は君がふき取ってくれる
今日も明日も明後日も
歩いていこう
僕が地に足つく限り
歩き続けていこう
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