親愛なる心友であるあんたへ。/淀君
「わたし、これから先どうしたらいいの?」
買い物をおえて帰宅し、ホッと落ち着いた瞬間のできごとだった。
わたしの親友であるあんたからかかってきた電話。
わたしの人生の中で親友といえるのはこいつだけだろう笑
高校1年の時。難しい病気にかかってるっていうことを話してくれたんよね。
それからあんたは病気の辛さと戦ってきたね。
わたしはいつもいつも見守ることしか
話を聞くことしかできなかった・・・。
入院したときは花を喜んでもらってくれた。
あんたに元気になってほしかった。
また一緒にいろんな話がしたかった。
わたしは一生懸命みん
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