同じ味/
スプートニク
脳みそが
君にとっぷりと浸かってしまって
手がつけられない
引きずり上げても 引きずり上げても
ひたひた滴る君の残像が
後を絶たず 伝って落ちる
もはや私は 君で形成されている
どこを切っても
たっぷりと君への想いが溢れ出てくる
今なら 君と私は同じ味がするはず
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