小さな私と君の視点/兎乃 しずる
君よりも、頭ひとつぶんくらい背の低い私
君の見ている景色とは違う景色を見てる
君の見ている景色はどんな風に見える?
私はどんな風に君の眼に映ってる?
君とおんなじ場所にいても見えるものが違う
おんなじ目線で大切なじかんを過ごしたいよ
かなわない願いかもしれないけれど
思いはひとつ
一緒にいたいんだ
おんなじ時間を過ごしたい
おんなじ空気をすって
笑いあって
笑いあって
ふたりですごしていきたい
君よりも、頭ひとつぶん小さな私
君とおんなじというのは無理だけれど
おんなじ時間を過ごせたらいいと思った
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