いっしょに食べませんか?/クリ
 
「聖餐」 「最後の晩餐」に由来するキリスト教の儀式。とても簡単に説明するとみんなでパンを食べ、ワインを飲むこと。
実はこれを詳しく説明しようとすると、ここだけでは到底終わらない。
まずパンとワインの意味するところが、カトリックとプロテスタント、その他のメインストリームで大きく異なるし、
さらにたとえばプロテスタントの中でもルター派と改革派で異なる、という具合になっているのである。
イエスはワインが自分の血であり、パンが自分の肉であると言ったとされる。これをどう位置づけるか、なのだ。
スピリチュアルなのか、マテリアルなのか、あるいはシンボリックなのかで様々に分岐するのだが、
これは「事実
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