恋愛がストップした時/淀君
 
桜が舞うころ
わたしはこの世でいちばん大切なものをなくした
これはわたしへの罰なのかもしれない
あなたはわたしの所へ優しさとたくさん思い出を刻んで去っていった

人生でいちばんの悲しみの瞬間があるとしたら
わたしのいちばんの悲しみはこの時かもしれない

どんなに自分のバカさに後悔しただろう
どんなに自分のバカさを憎んだだろう
どんなに思っても、
どんなに願ってもあなたはわたしの所へは帰ってこない

ごめんなさいね
わたしは忘れていたの
あなたの大切さが・・・。
そしてわたしは心の底では分かっていたの
自分の幸せが何かを・・・

わたしはあなたが帰ってくると思っ
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