ごうまん/
八月のさかな
しろとくろ
きみが名づけたイタミはそれだ
不安になったらこれを読めばいい
痛くなくなるおまじない
しあわせにしたい、なんてごうまんだ
人は他人がおもうより
ずっとつよいいきものだ
そう、だから足のうらがわの
弱さをことさらにみせつける
そうしていつか気付くんだ
ひとは自分がおもうより
ずっとよわいいきものだ
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