君を思うしあわせ/兎乃 しずる
君の優しさが痛いくらいうれしくて
君の言葉が胸に心地よく響いて
君の声が心のそこに響いて
幸せな私がいます
私と君が出会ってからたくさんの月日が流れたね
私の思いはあの時と少し変わったけれど
君は私についてどう思っているのだろう
やっぱりあの頃と変わらずにただのクラスメートかな
いつかの帰り道
気持ちを打ち明けた私に
君は少し戸惑っていたね
あの時の返事はまだ聞いていないよね
いつまでも待ってるよ
君の返事がどんな形であれ返ってくるのであれば
でも本当は君の気持ちを聞くのが怖いんだろうか
直に話して、答えを聞きたいけれど
どうしても聞き出せないなんてね
私ってなんで臆病なんだろう
君を思う気持ちはあるのに
そのことを打ち明けることもできたのに
どうして、その答えをきくことができないんだろう
でも
君の声が聞けるなら
君の顔が見れるなら
君が笑っていれるなら
こんなに幸せなことはないでしょう
私は、君のことをいつでも思ってる
戻る 編 削 Point(1)