永遠に氷/
本木はじめ
、かみさまじゃないひとがいる バイバイ
空中にテーブル浮かべ食事する今日のお部屋の壁紙は青
いつの日かぼくらふたりで飲むはずのココ耶子ひとつ実る南国
ぼくのいない世界にきみがいるのなら傘もささずにたたずむ校庭
高速で行き交う光にみとれつつそろそろ道路の真ん中へゆく
憂鬱と曖昧だけを抱きしめて崖の上から飛んでみますね
きみのいない世界に生まれたことにする探し疲れたいいわけとして
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