破壊的衝動による狂乱の独白/虹村 凌
帰る場所があって、行くべき学校がある。
例え、そこに小さな問題があろうとも、大きな問題があろうとも、
それに対して、その分の幸せがあっていいと思っている。
3人で遊んで、飲んで、喋って、美味い飯喰って、
電車にゆられて、いきなり立川まで行ったりして。
そう、俺たちは、幸せだ。友人達も、幸せな笑顔と、涙を見せてくれた。
幸福の狼煙が、立ち上る。
はにかむ酔っぱらいが、歩いている。
電車が通りを照らす。
俺はラバーソールで歩いて、煙草を買いに行く。
今の生活に、不安定は要らない。
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