雨粒ナミダ/
LEO
キューンとなった瞬間
胸のとこが縮んだぶんだけ
体の中の水の粒子が
目の端から零れ落ちる
痛いって思った
体を潤してたその水は
私の一部であるけれど
ナミダは声を発しない
ナミダは言葉を持たない
泣いた理由なんてだれも知らない
ただ痛いって感じた
雨粒みたいに
消えてなくなって
いつかは晴れて
笑顔になれるから
そんなナミダ
雨粒ナミダ
胸の中が痛かった
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