ヨルのために/秋葉竹
雨はいつ
やむんだろうかこの愛を
失うときまだ降ってるだろうか
青空の
弥生の朝にすき透り
生きてゆけると想える青さ
夢の中
不思議なことに泣いている
ジェンガを崩すチカラも無くて
だれひとり
わかってくれないことなんて
30世紀もまえからそうだ
口笛を
吹いているのはそうすれば
ヨルに好かれる夢をみたから
虹のあと
黄昏が来て夜が来る
一生みたいに終わるいちにち
雨はいつ
やむんだろう夢の中
ヨルがおんなになるより先か
道をゆく
消えた桜を思い出す
こともできない枯れ木の川沿い
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