休息/
 
箱の中に、私がいる。
昨日降った金平糖を幾欠片かあげた。
とげとげのひとつを丸くなるまで舐めて、眠った。

箱の中の、恋人は帰らない。
エデンの園へ行ったとも、冥府の河を渡ったとも聞く。
お気に入りの青いパーカーはそのままだった。

箱を持って散歩に行った。
コンビニの壁はアンテロープになっていて、
箱の中から、私が目を輝かせてStarrySkyを覗いている。

昨夜(ゆうべ)三千年目の朝を迎えた。
三千年目の祭。三千年目の春。三千年目の花園。
小さかった水溜まりも、今では海と呼ばれるほど大きくなった。

原初の朝に出会った恋人と、終焉のほとりで口付け合う。
絡ま
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