透明でいたかった/
泡沫の僕
朝礼にいない。
公園で溜息をついているから。
昼休みにいない。
図書室で一番読みたくない本を探しているから。
放課後もいない。
何も無いことを諭されたくないから。
居ないことに気付かれるとは思いもしなかった。
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