天気ー雪/
岡部淳太郎
珍しくこんなに雪が降るのは
天の気持ちが崩れて
凍える悲しさのなかに沈んでいるからなのでしょう
だから私たちもその悲しさを共有して
天の気持ちを推し量って
その雪が積もるなかに
ともに沈んでいるのが良いのでしょう
そうすることで
天と私たちの気持ちが合わさって
この雪よりも美しい
結晶を形づくるに違いないのです
(2026年2月)
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