夜と朝の間に/ミナト 螢
締め切った窓の隙間で
カタカタと揺れる風が
どこから来たのか
考えているうちに目を閉じた
明日は晴れるだろうか
予定が無くても
早めに起きてみようか
夜の位置を確かめながら
寝返りを打つと
ひとりだと分かるから
寂しくなるんだ
時計の針の音に悩まされて
なかなか眠れないだとか
マニキュアみたいな空に
爪を立てて
バリバリ剥がしたい
怖いと怯えるもの全てが
冷たいシーツに沈み
暖かい色で始まる
太陽が昇ると
旅立つように
朝を迎えた
景色は変わったけど
僕は僕のまま
もしも桜が咲いていたら
お花見をしたいから
コンタクトレンズを
付けて外へ出る
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