詩を書かない、詩人/秋葉竹
 



って
なんだろうな、

違法行為に近づきたいのが
詩人なのかな。

ほぼ
なんでも代行してくれる
エッジの効いた機械がいて、
なら
詩人は
ギリギリの違法行為を
目指すしかないのかな。

オラ、わがんね


彼や彼女がたしかな詩人だったとして

その悲しみののちにのたれ死んだ
そのひとのよを
羨ましいと

あゝ、
若い獅子のころなら
想えたかな、
だからわたしも
詩人になりたいと、

カイになりたいと
想っていたことも
あったな、

お殿さまやお姫さまに
憧れていたことは、
流石になかったかな。

いい
家で
育てられたかな、

あたたかい想い出は
背後に
ビッシリと転がっていて
もはや
意味をなさないほどの
敷きつめられた幸せが
そこにだけ
光り輝いて
在る
気もするかな。

幸せだけが、
其処に、
ピカピカな表情で、
光り輝いているんだな、

きっと
其処、には。









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