凄いぞ!TOP10 「甦るデカルト」(前投稿のつづき)/室町 礼
中に持ち込もうとした際、
AIはそれらを「説明」することに執着してしまうのです。
つまりAIはAIがつくった社会批判詩のテンプレートを当てはめてしまう。
「冷たい社会」「偽物の涙」「目覚めよ」といった、それらしいフレーズ
の組み合わせ。しかしそれは心のテンプレート一式には通用しても外部批判に
は通用しません。
「心のポエム」が瞬時に量産できるのは、現代において「内面的な情緒」
そのものが、すでに高度な消費財(アルゴリズム)として完成されている
からでしょう。優しさ、癒やし、切なさ。これらは「こうすれば機能する」
というコードが共有されているため、AIにとっても最も再現しやすい領域です。
「社会批評の詩」が難しいのは、それが「既存のテンプレートを破壊す
ること」そのものを目的としているからに他なりません。
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