凄いぞTOP10! 『透明な残火』atsuchan69/室町 礼
は
作者の深い内面に触れたからではなく、自分の持っている既成の
感情を、詩という鏡に反射させたからです。
作者のかっこいい「演劇的なポーズ」に拍手して終わる虚しさを、
もしだれか、一人でも虚しいと感じる知性があるとすれば、それ
は昭和戦後のような感情過多の時代を通ってきて、いま、現在に
も生きている「両方の時代をみたことで冷静にいまを比較して対
象化できる」わたしのような世代の感性や知性じゃないかと思って
います。(だれも聴く耳もちませんけどね。笑)」
今はもう、やはり言葉が自分や他者を傷つけるリスクを負ってい
なければならないのだけど、そこから逃げて、多くの人たちが自
己防衛的なことばに安易に走っている。
欧米などキリスト教倫理と格闘している国ならともかく、この国
ではもうかつてのような生きた心の詩は不(可)能でしょう。
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