凄いぞTOP10! 『透明な残火』atsuchan69/室町 礼
この詩の静かな独白のなかで以下の詩句だけがかなり際立って
ポエジーを孕んでいる詩句ですが、
好きだ、
という言葉は
洗われて
白くなり
冬空の下で干され
吊るされた大根とともに
揺れる
この詩の構造は現代詩においては一種の定型美ともいえるも
ので、次のような流れになっているのが見てとれます。
1.感情を「物体」に置き換える(比喩)
2.その物体を「風景」の中に置く(情景描写)
3.最後に「静かな結末」で締める(余韻)
このフォーマットを使えば、中身が空っぽであっても、(誤
解のないように。この詩が「完全に空っぽ」だというつもり
はあり
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