戻す理由/
後期
という前提自体が、すでに一つの仮説に過ぎないからです。
夜、灯を落とすと、主人は静かに横になりました。
内臓は裏返ったまま、しかし不安定ではありません。むしろ、動かしようのない位置に落ち着いている。
私は思いました。
この人は、内側を外へ出したのではない。
最初から、外側しか信じていなかったのだ。
だから私は、
その沈黙のそばで、
今日も何も言わずにいるのです。
それで、すべてが足りているのですから。
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