冬の高速道路/秋葉竹
愛が温められて
愛が熱くなって
愛がぶくぶく音を立てて
愛が蒸発してしまう
愛なんてなんやねん。
って?
そんなものだと想っていた
エンディングはいつだって
怒りと苛立ち、痛みばかりが残る
せめて悲しみでも残れば
心地好い想い出にでもできたかもしれない
真夜中をぶっ飛ばす
高速道路をぶっ飛ばす
でっかい声で歌うたいながら
冬なのに窓も全開で
それは
悲しみを癒すのではなく
怒りや苛立ち、痛みを抑え込もうとする
決意のつもり
なぁんてね。
百にひとつも
万にひとつも
兆にひとつも
添い遂げられる
未来はなかったな
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