LGBTIQの詩人たちの英詩翻譯 しょの66/田中宏輔2
 
がすごいことといったらなかったんだけど、
どうしてか、ぼくの叔母さんが世話してた、ボストン出身の一人の孤児が溺れ死んじゃってさ、

どうしてか、その償いをするために神の母は庭のなかに置かれたってわけだけど、
ぼくは叔母さんに尋ねたんだ、「それがどうしてくれるのさ?」って。

ぼくは、叔母さんの聞こえない耳に、大きな声で言ったんだけど、彼女のカーブしたベールは
ちっとも動かなかった。毎日、ぼくは、手紙を投函するために

叔母さんの家のまえの道を横切るんだけど、砂浜の砂や塩が
ぼくの足にくっついて離れなかったよ。その夏、ぼくは十歳だった。

そのとき、その像は、ちょうどぼくの身
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