また来てね、がさいごだったんだ/涙(ルイ)
く
結局、意識を取り戻すことなく
50歳を手前にして、亡くなってしまった
叔母が最後に残した言葉が、また来てね、だった
少なくとも私が見舞いに行ったことで
叔母は不快にもストレスにも感じていなかった、はず
私はそう思っていたい
死の瀬戸際に、なぜ私の名前を呼び続けたのだろう
叔母もうちが酷い状態であることは知っていた
別居するしないで話し合いのとき
私がおかしくなっていたことも
もしかしたら知っていたのかもしれない
それからずっと、気にかけてくれていたのかも
あとから聞いた話によると
他の兄妹たちの子どもたちは、叔母の姿を見ただけ
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